こんにちは浅野です。
今回の記事はとても嬉しい報告です。
くらしき吉備真備杯こども棋聖戦という毎年開催される全国大会があります。
長い名前なのですが、理由があります。
現在の学説では、囲碁を日本に持ち込んだのは「吉備真備」という説が有力とされています。
その吉備真備にゆかりある「倉敷」で行われるため、このような名前になっているのですね。
(各都道府県ごとで大会を行い代表を決めます。勝ち抜いた各県の代表たちが倉敷に集い本戦を戦います)
この大会は小学1~3年クラスと4~6年クラスに分かれるというユニークな大会です。
脳みその発達としては1年生と6年生では、やはり6年生にどうしても分がある。
学年によりクラスが別れているのは、低学年の子たちにとっては希望なわけです。
2024年12月21㈯~22㈰、倉敷で本戦(全国大会)が行われました。
当教室からは、東京代表として矢野けんた君3年(馬場)が都代表として出場しました。
一都3県は非常に層が厚く、代表になるにも一苦労なのです。
大体どの全国大会も一都3県(特に東京)の子が入賞する確率が高いんです。
(大阪も非常に高いです)
都代表になっただけでもこれはすごい快挙です。
さて12/21㈯、全国大会初日の結果がとても気になっていたのですが、本人から連絡があり21㈯終了時点でベスト4に入ったとのこと。
興奮が止まらないとはこのことです。
準決勝を迎えた22㈰、私は日曜対局でした。
けんたくんは開始前に電話をくれました。
スピーカーフォンにして、皆でおおきなおおきなエールを送りました。
小一時間後、再び入電。
「先生、勝ったよ」
日曜対局会場に歓喜の声が響き渡りました!
次はいよいよ全国大会の決勝です。
負けても準優勝。
小一時間後、再び入電。
「負けた~」
相手の子は大阪の子で、かなり強かったそう。
にしても素晴らしい結果です。本当に驚きました。
矢野くんは年長から幼稚園で囲碁を始め、幼稚園時代はお友達とワイワイ楽しく囲碁に取り組んでいました。
卒園時は他の子と同じくらいの棋力で、19路盤も打てなかったくらいだと記憶しています。
1年生の夏くらいからか、急にスイッチが入り、メキメキ腕を伸ばしていきました。
囲碁に対する情熱がすごく、以降毎日囲碁に触れています。
情熱の炎はゴオゴオと燃え続けており、ついには全国大会準優勝するまでに・・・!
全国大会準優勝という泊がついたので、これからは追われる立場にもなるわけですね。
けんた君自身あ追われることよりも、さらなる高みを追ってくれることでしょう。
留まることなく、このまま突っ走って頑張ってほしいと思います。
本当におめでとうございました!!
Comentarios